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【2012年】中米BOSAI推進プロジェクト

ニカラグア国におけるKATADA祭りへの参加及び現地調査

2012年3月29日~4月5日にかけて、片田教授が津波防災に関わるJICA短期専門家として、ニカラグア国で開催された第2回KATADA祭り実施に係る住民への技術支援、同イベントへの参加、後継プロジェクト対象候補サイト訪問、現地専門家とのディスカッション、防災機関への表敬訪問等を行いました。

1)ニカラグア

2011年1月の訪問を契機として開始されたKATADA祭りの第2回イベントに参加しました。第1回は東日本大震災直後ということもあり参加できませんでしたが、初めて同イベントに参加することができました。こうした地域の防災活動が継続し将来の津波被害軽減に繋がるためには、住民がそのモチベーション(内発的意識)を維持するとともに、こうした取り組みを地域の文化(災害文化)として定着させることが重要であり、そのためには行政を含めた外部支援が必要となります。
また、後継プロジェクトの対象候補サイトであるサンフアンデルスール市は観光業が中心産業であり、地域住民への津波防災啓発活動の他に、外国人を含めた観光客への津波防災対策が必要であることを確認しました。
写真1 ニカラグア イベントの垂れ幕には片田教授の写真と名前が掲載
写真2 ニカラグア 開会の挨拶をする片田教授
写真3 ニカラグア 演劇による住民の津波伝承の試み
写真4 ニカラグア 住民が作成した津波ハザードマップの発表
写真5 ニカラグア 後継プロジェクト対象候補であるサンフアンデルスール市を高台から臨む
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