1)概要
日本で開発された防災教育技術を海外に適用することを試みました.防災教育を実施したのは,セントビンセント(SVG)とタークス&ケイコス(TCI)の2カ国です.具体的な内容は下表に示す通りで,1校につき2日間のプログラムで実施しました.
この取り組みでは,すごろくとクイズをセットにした防災教育ルーツ(DAG:Disaster Awareness Game)を開発し,それを使って子どもたちには遊びながら,災害に関する知識を習得してもらいました.DAGは,3~4人を1グループとして,すごろくと同じ要領で順番にサイコロをふり出た目の数だけ進み,最初にゴールした人が勝者となるゲームです.なお,とまったマスに災害の写真が記されていた場合には,その災害のカードを引き,クイズに答えてもらいます.クイズに正解すれば一マス進み,不正解であれば二マス戻ります.また,クイズの解答はスコアシートに記入してもらい,防災教育実施前後で正解率を比較することで,防災教育実施効果を計測しました.
この取り組みでは,すごろくとクイズをセットにした防災教育ルーツ(DAG:Disaster Awareness Game)を開発し,それを使って子どもたちには遊びながら,災害に関する知識を習得してもらいました.DAGは,3~4人を1グループとして,すごろくと同じ要領で順番にサイコロをふり出た目の数だけ進み,最初にゴールした人が勝者となるゲームです.なお,とまったマスに災害の写真が記されていた場合には,その災害のカードを引き,クイズに答えてもらいます.クイズに正解すれば一マス進み,不正解であれば二マス戻ります.また,クイズの解答はスコアシートに記入してもらい,防災教育実施前後で正解率を比較することで,防災教育実施効果を計測しました.