これまでシナリオ・シミュレータで設定することができる住民の避難シナリオは、地域全体の住民を対象としたものした。しかし、より効果的な防災教育ツールとして活用するためには、シミュレーションで表現される状況が利用者自身の問題であるということをより明確に認識させることが重要となります。
そこで、利用者個人の自宅や避難行動について個別にシナリオ設定を行いシミュレーションを実施できる機能を開発しました。
そこで、利用者個人の自宅や避難行動について個別にシナリオ設定を行いシミュレーションを実施できる機能を開発しました。
1)機能の詳細
利用者個人の家族構成、避難経路、避難タイミングに関するシナリオ設定を行うことができます
家族構成と避難速度
・家族構成の選択:選択に応じて避難速度が自動的に設定されます
・避難速度を直接入力することも可能
・避難速度を直接入力することも可能
避難経路
・自宅、避難先、通過地点を地図上で指定
:各地点を通過する避難経路が自動生成され地図上に表示されます
:各地点を通過する避難経路が自動生成され地図上に表示されます
避難タイミング
・避難を決断するきっかけと避難を開始するタイミングを指定
・きっかけの種類:時刻、災害の発生(地震、堤防の決壊など)、
自宅の浸水深、周囲の避難状況、情報取得
・きっかけの種類:時刻、災害の発生(地震、堤防の決壊など)、
自宅の浸水深、周囲の避難状況、情報取得
1)デモンストレーション
個人の避難行動シナリオ設定のデモンストレーションです。再生には、最新のMacromedia Flash Playerが必要です。
※このシミュレーションでは、財団法人日本気象協会によって計算された津波氾濫解析の結果を利用させて頂いています。