市内のいくつかの湾や集落について、どの程度の津波が襲来したのかを、被災前後の写真を比較して紹介します
(今回の津波の浸水範囲は速報値のため、今後の詳細な津波痕跡調査により修正される場合があります)
(今回の津波の浸水範囲は速報値のため、今後の詳細な津波痕跡調査により修正される場合があります)
1)唐丹湾本郷の被災状況
2)唐丹湾小白浜の被災状況
3)両石湾の被災状況
両石にも港には6メートルを超える防潮堤が整備されていたにもかかわらず、それを大きく超える津波の襲来によって、甚大な被害をもたらした明治三陸地震津波よりもさらに広範囲にまで津波が到達しました。防潮堤の門扉は跡形もなく吹き飛ばされ、集落は文字通り姿を消してしまいました。
明治三陸地震津波によって多くの犠牲者をだしたこの集落は、昭和三陸地震津波襲来時にはそのときの経験を活かし、最小限に被害にとどめることができました。果たしてこの度の津波襲来時にも、過去の経験は活かされたのか・・・未だに被害の全容を把握することができていませんので、多くの方が避難され、無事であることを祈るしかありません。
明治三陸地震津波によって多くの犠牲者をだしたこの集落は、昭和三陸地震津波襲来時にはそのときの経験を活かし、最小限に被害にとどめることができました。果たしてこの度の津波襲来時にも、過去の経験は活かされたのか・・・未だに被害の全容を把握することができていませんので、多くの方が避難され、無事であることを祈るしかありません。